2020NPBドラフト候補 -東洋大・村上投手編-
大学野球界においては新チーム体制で2020年NPBのドラフト候補も続々と出てきます
ここでは東洋大学の村上頌樹投手について取り上げます
簡単に経歴・特徴としては
智弁学園→東洋大学と高校野球ファンはご存知の通り2016年センバツ優勝投手です
特徴としてはMAX149km/h、いわゆる右の本格派投手
2019年は春・秋のリーグ戦で規定到達したデータを基に解説します
東都大学野球連盟Webサイト(以下)を参考に筆者作成
http://www.tohto-bbl.com/index.shtml
試合 | 完投 | 勝利 | 敗北 | 回数 | 安打 | 与四死 | 奪三 | 防御率 | WHIP | 奪三振率 | 与四死球率 | |
19年春 | 9 | 5 | 6 | 0 | 70.0 | 30 | 15 | 70 | 0.77 | 0.64 | 9.00 | 1.93 |
19年秋 | 8 | 3 | 3 | 2 | 57.3 | 39 | 14 | 53 | 1.26 | 0.92 | 8.32 | 2.20 |
19年計 |
17 | 8 | 9 | 2 | 127 | 69 | 29 | 123 | 1.02 | 0.78 | 8.66 | 2.06 |
先発完投型の投手で一番の特徴はWHIPの低さです
秋には少し成績を落としているものの、それでもWHIPは1.00を下回る=1イニング当たりに出す走者は1人以下ということになります
球場で実際に観戦した感想としてはストライク先行、投手有利のカウントでピッチングの出来るコントロールの良い投手だと感じました
数字としても表れ与四死球率は2点台前後でアマチュアでは3~4点台の投手が多い中で制球力がズバ抜けていることがわかります
そして個人的にはピンチを抑えた時に出るガッツポーズで「これぞエース!」と思わせてくれるピッチャーです
ストレートのMAX150km/hを超えてくるとドラフト1位の候補にも挙がるのではないかと期待させてくれます